ルアーアクションについて考えていること|なまずライフ(仮

ルアーアクションについて考えていること

公開日: 2009/05/17 考え方 釣りの記憶 釣り方




雨の日はなぜか昔のことを考えてしまう


雨の日に昔のことを思い出した、それは大人になってバス釣りを再開し始めたころの話…
その頃のバス世界とは隔離された世界にいた。そして十数年ほど前に帰還した。
あの「バスブーム」にだ。
今だからこそ、メディアの煽り何てことは理解したつもりになっているのだが、その当時は見事に踊らされていた口だ。

世の中はネットにまだ繋がっている人なんて少数派で、しかも検索なんて物も言葉はあっても、今とは別のものだった。(googleなんてまだ影も形もなかったし…)

おいしい情報は、今で言う「中2病」な人たちのHPのリンクをたどっていくことでしか成立しないようなものだった。当然のごとく私もその「バスブーム」の波に飲まれた。今考えると散財していたんだなぁ~と思う、みんな似たり寄ったりだったと思う。

さてさて例の弟子との話です

再開し始めて数年経ったある日のこと、例の弟子が釣りに誘ってくれた。
それは「夜プカ」の誘いだった。

私はその時のいきさつについてよく覚えていなかったんだけど、多分彼との対戦成績で、「河川」勝負はほぼ互角だったために彼のテリトリーの池やダムの止水域へと引き込みたかったのだろう…
弟子は、九州で雑誌に出ていないTOP最後の大物の彼との死闘を経て経験値を蓄えて、私の前に立ちはだかった。
(ホントいつかはメジャーデビューしてよね)

しかも釣行時間帯は、夜!

これが意味するものは「完全なるアウェー」だ!!

初めての「夜プカ」

私は、彼の用意してくれた物に乗り込んで
(この辺に弟子の勝負への執念がにじみ出ていると思う)
一目散にポイントへ…

水面から見上げる満月は、ことのほか絶景で、あまりの美しさに時間の過ぎるのを忘れていたように思う。またその社長椅子に腰かけたようでいて、ユラユラとゆられている時の感覚は、異次元の様で、けしてオカッパリでは味わえるモノではなかった。

気持ちいい~♪

「これはみんながハマるのはよく分かるなぁ~」と感じていた。

その当時、やっと手に入れた蛍光イエローのマスジを結んで投げていた。
そして、微かに暗闇の奥で動くマスジを見て、「こりゃ釣れるだろ?!」とか勝手に呟いていた…

ボコッ!!マスジは暗闇の中に水しぶきだけを残して居なくなった。

しかし、私はいきなりの事だったので、合わせ損なった。(いつもの事ですね)

もの凄いタイミングで罵声をあげる弟子の声が響き渡る…

「なんしよぉ~ん!!!チャンと合わせないかんやん!!!!」

確かにその通りなんだが、私はそれが出来なかった。
何だかんだと話した後、私の言葉に彼は興味深い言葉を言った。

数年をかけての問い掛け?


「いいところに入れば、魚は反応してくれる?」その問いに
彼は、私の目の前でトーナメンターばりのキャストコントロールと殆ど音のしない精度を見せつけて、数投ビシバシとピンに入れまくった

呆気にとられていると「ほら魚は反応しないだろ?」と言い放った。

答え!?


では何が大事なんだろう?そのことを聞こうとすると彼は泳ぎ出して暗闇に消えて行った…

その答えを自分で探せと言っているのだろう。
数時間が過ぎた、私は数匹のバスを釣った…だが答えは見えてこない。

その後、完全にトリプルスコアで完敗の私に向かって

「バスに対して最初のアクションは、キャストだ」
と言った。

当時の私の答えと彼の考える答え


その時は「着水音に気をつけろ!」位にしか考えていなかったけど、今になって色々と思うことがある。ただ完全なる正解なんてたどり着けるはずもなく、夜の河川にたっては、「おっさんが雄叫びをあげている」訳だ…

ただそれでも以前とは違った事は、何かを求めてキャストしているのは確かで、間違った推測でも大いに役立っている事はあるんだろう。そう思って自分を納得させている。

本当の答えは何だろう?
そろそろまた彼との勝負をする時期に来ているのだろうか?
正解は何だろう?
答えを求めてまた釣り竿を持って川へと向かっている自分がいる…


この記事を書くきっかけになった記事
BISTROTTON 187