なまずとかちょうやべえ |なまずライフ(仮

なまずとかちょうやべえ 

公開日: 2010/01/28 ナマズ釣り ネタ 釣り師の妄想



数年に渡りbenkeiblogの更新をここまでがんばってよくだらだらと書いてきたわけですが、ここに来てネタがまったくなくなりました……。


ただ更新するだけなら「今日のごはんはおいしいです」とか「今日はメシがまずくってイケてない日になりました」とかで更新することはできるんですが、いちおうなまず釣りブログなんですから「ある程度はなまず釣りに関係したものでちょくちょく更新」だったので、そうなるとなまず釣り関連のネタで幅の狭い俺なんかは、わりと簡単にネタが尽きてしまうわけです。

でもこうやって無理にでも更新しつづけるといろいろ発見がありますね。天然で空気読んでけない的な性質はもうどうしようもないとしても、意識的にネタに走るのはどうあがいても無理だとか、支離滅裂な文章を書いていると自分の思考がどうも鬱入ってくとかは、自覚できる所にまでやってきて、実生活デモ支障が出てくる始末なんですよ、早い話、自分が日々生活してるなかで思ったこととか気になったことしか書く気がないだとか。

あとはあれですね。文章の展開なんかもかなりのパターン化している節が有ることが分かった。マジでなまず釣り関連の書籍を電子書籍端末「キンドル」とかで安価に企画していたけれど、これも自分に問題多すぎであることがわかった。この経験がなにに生かされるかは謎ですが、とりあえずそんな毎日でありました。まだ終わってねえけどな。

くどいようですが、なまず釣りが好きです。

いまはわりとメジャーな釣りですけど、10年前とかはもっとマイナーで、なんか便所の落書きとかに「日本のまなまずは概ね50cm」みたいな感じで取り上げられるのが関の山だったんですよ。

俺も知識としては知ってたんですけど、別に興味はなかったんですね。そんなある日のこと、あれは地元の釣り師が作っていたHPで「95cmのなまずを釣った」って、穏やかな口調でごまかしながら書き込んでいる掲示板をググってしまったんです。

もう一目ぼれでしたね。すぐに調べられるだけ調べて、地元のその川に見に行っていました。

いまでこそなんか専門のブログが存在して、人だかりもしてる釣り場もあったりするんですが、当時はぜんぜんそんなことなくて、バス狙いな方々が殺伐としたオーラを出していたりするなかに、どうでもいい感じで私がつりに来ていました。

初めて本気で狙って釣り上げたときの衝撃といったらなかったですね。

なにがって、でかい。とにかくうすらでかい。いや、でかいっていっても人の背超えるとかそういうことじゃないんですが、そこらのバスよりは確実に巨大ですわね。

しかもこれが日本古来の肉食魚だという。バカみたいですよ。ヒゲなんて生やしているのにですよ? ヒゲ生やして猫魚ですから猫のようかな?ておもったら何ともマヌケズラで釣ったらグウグウ鳴いたりしてとても魚には似つかわしくないイメージの動物で、泳ぎもぬたぬたしてにょろーんってひとをバカにした動きなんですよ。

それが、汽水域かなんかにいて、のっそりと図体ばかりでかくて、しかもヒゲなんかある。陸に置いとくとびたんびたん跳ねまくって、「ローションプレイやろうぜ!!ローションプレイやろうぜ!!」とか絶叫したくなるような雰囲気でのっそりーんと存在している。

もう気になってしかたないですよね。古来の日本でいったいなにがあったのか。日本の河川はそんなにゆるいのか。

世界にナマズの仲間は沢山いるのに、ユーラシア大陸には大型のなまずが生息しているのに大陸がつながっていたころ、やつらは川づたいに泳いできて、繁殖しつつ、日本に居ついた。

チョモランマあたりは山が高すぎてわりと安住の地って感じじゃない。しかし黄河や揚子江とか黒竜江まで到達し、日本に来たとき「あー、なんか俺らにぴったりのとこに来ちゃったなー」とか思って安心してしまったのかもしれない。

イトウとかすこし怖いけど、まあ俺らなまずだし共食いするくらい何でも食っちゃうから食うものに困らないし、まあいっかーとか思ってるうちにどんどん大きくなってしまった。大きいことはいいことだーなまずだけどなーとか言いながら。

そのあとなまずについて少し調べてみたんですが「肉は淡白で美味」とか書いてあるんですよ。食うのかあれ。しかも「各地に放流して増えてった。貴重な蛋白源だった」的なことが書いてある。

もう我慢なりません。なまずは増殖するのに人間をうまく使ったんですよ、どこの世界に人間様を使って増殖する種が今までいたんですか?食用なら当たり前でしょうが、現在ならなまずなんて誰も見向きもされませんからねぇ目の色変えて追っかけるのはなまず釣り師くらいです。

でも奴等はにょろーんとした愛嬌のある顔でこっち見てくるからイケません。

普通の神経の日本人ならコロッとやられます。気づいたらなまずを放流しているかもしれません。またあれをペットとして飼ってる人がいたとしてですね。水槽の中で繁殖したりしたらどうしますか。いや、単独で飼っていたならかまいませんよ。でももしカップルでなまずのボーイミーツガールとか一緒にいたら終わりますよ。

その瞬間にゅるにゅる産卵始まりますからね。そして飼い主はどこぞの河川に放流マシーンですよ。夜な夜ななまずを容器に入れて、走り回ります。放流につぐ放流で、そのうち河川がなまずでいっぱいになってしまいます、もう淡水は錦鯉との頂上決戦です、ただでさえしょっちゅうゴミで埋まっている河川なんて、なまずのびたんびたんの玉砕攻撃の前になんらの耐性をも持ち得ない。あとは座して日本国中がなまずで埋まるの待つだけですよ。

野良犬や野良猫は保健所が処分する。ならば野良なまずはどうなるのか。監督省庁はどこなのか。どんどん放流で増えていくやつらはもはや日本経済を圧迫する。内閣にはなまず対策室が設置される。自衛隊も出動する。しかしあの空気読めてない小池とかいう人は政権交代したので当分環境大臣にはなれない、まったく対策はないのです。

なにしろやつらの武器は鋭い牙でもなく、獰猛な獣性にあるのでもない。やつらにある武器はただひとつ、愛嬌のある容姿のみ。日本人は自覚することなく新種の、そして次元の違う敵と戦わなければならないのです。

というわけでこの話は……なんだろう。俺はなまずが好き、という話ですかね。よくわかんなくなりました。なまずやばいです。なまずと目を合わしたら人生終わるってことです。家庭顧みずなまず一直線なんです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 ナマズ - Wikipedia
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