技術というものは簡単にできる程レベルが高いとお金にするにはハードル高い|なまずライフ(仮

技術というものは簡単にできる程レベルが高いとお金にするにはハードル高い

公開日: 2014/09/05 ナマズ釣り 考え方 釣り 釣りの極意 釣り師の妄想



ナマズ釣りに有用そうなので、とりあえず無駄な知識を貼っていくてすと17









とある鍵屋さんが、独立したての新米の頃、鍵を無くした顧客のドアを汗水たらして時間をかけて開けたら一万円の料金でも喜ばれ感謝もされたとのこと。

それが今や数分でドアの鍵を開けると「たった数分の仕事で1万?」と文句を言われる。
示唆に富むというか、なんかIT業界でも同じような気が・・
 Twitter / itokenken11 (via hutaba) (highlandvalleyから) 出典: twitter.com 
数分の作業で「こんなんで金取る気!?」って言われた事は私にもあるけど「元に戻してあげましょうか」って言うと大体黙る”

技術というものは簡単にできる程レベルが高いとお金にするにはハードル高い

技術というのはお金払う側がどれだけの知識があるかで価値が変わってくるのもかもしれない。どんなにすごい技術だとしても、お金払う側が有り難みわかっていないとそれほどの報酬が支払われなくなてしまって、産業そのものがなくなってしまう。
だから作る側もしくは供給する側が広報したりするのは大事なことなんだと思う。

アメリカのバストーナメント動画を釣りしない人と1時間ほど視聴してたお話

「よくただ釣りしてる番組を真剣に見てるね」って言われた事があった。
その時の釣り方で釣り師の狙いや実釣の技術を盗んでいたんだけど釣りしない人には理解出来ないってかんじだった。釣り師ってハタから見るとすごく変だったんだろう。
そんなドップリ浸かってる釣り師の脳内を今回はお話してみよう…

よくある釣り番組でのいち場面ってのは実はスゴかった

魚釣りなんかで釣り場の解説するときに「ここの環境はこうこうで、シーズンはこうだから,魚はこの辺にこんな感じで居ますから、この角度でこのルアーを投げて巻いてくると…ハイ釣れました!」とかやってる人が居ます。
これって実はカミワザレベルだったりするのですよ。

どのような過程を経て現実にしてるかというと

  • 釣る魚の生体を調べます。(どんな場所に居るのかが分かります) 
  • 季節ごとの魚への影響を考え調べます。(どんな釣り方か分かります) 
  • 現地での実釣りでデータを採って記録します。(どのように釣れたかが分かります。) 
  • 資料と実釣データの誤差を擦り合わせ調整します。 
  • 予測と実釣が異なる場合のどんな可能性があるのか押さえておきます。(釣れない時の選択肢になります)

更に釣具の選択、釣具自体の適正化(改造)と魚へのアプローチ諸々があって、初心者と熟練者のそれは、ちょっとした違いなんですが積み重ねの集合体が具現化すると…もの凄い釣果となってくる。

それは膨大な実釣時間が存在して,自問自答があったから出来る芸当なんですから、時給計算に換算するととんでもなく無給になるんですよね。

釣りは趣味だからお金に換算なんてしないですけどw
だから釣りでお金を手にしてる人はどんなジャンルでもスゴいと思うですよ。
よく釣っている釣り師も釣れていない釣り師も生暖かく見守ってねってお話でした。