[プラ]MUSKYJITTERBUG2フック化計画
公開日:
2015/07/12
MUSKYJITTERBUG
ナマズ釣り
マスキージタバグ
釣り具
プラ製マスジを2フックにしてみた
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奥のマスジを2フックにしてみるよ |
2フック化の位置はなかなかめんどくさい
マスジは2フックにするとフッキング率が大幅に上がることは、マスジ使いならよく知られています。しかし多く販売してるのはプラ製な為2フック化にはちょっと無理があるわけです。
その理由とはプラの材質とプラの厚さです。
エルサルバドルの工場で作られてたジタバグはそれは脆い素材を使用していました。
確かにこの素材を採用してくれたおかげで、巷の釣り師は簡単に改造オタクへとその道にハマってしまったわけです。
2フックは底なし沼の入口 どんどん深みにはまる理由とは?
そして自分の場合は2フックにしてた時にヒートン刺す位置で全然フッキング率が変化することに気づいた。てか2フックを見よう見まねでしてみたらフッキングしなくて凹んだわけです。これはおかしい
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昔作った2フック
マスジさん針金を貫通で作った |
たまたまフッキングしない位置がわかったので、今度は対策としてフッキングしない位置を外して調整を数回してたらフッキングする位置がわかった。そのまま現在に至る。
以来マスジはものすごく釣れるルアーになった。もう手放せないw
画像検索で同じような位置2フック化してるブログを発見した
マスジは長く販売されてる製品なのでカラーバリエーションが多い。そこで今度は画像検索をしていたら同じ位置にヒートン刺してる画像を発見した。
ヒートン使って2フック化するならこの方法がもの凄く理にかなってるので感心するやら、自分の想像力や論理的思考力が欠如してると感じるやら。見た目もヒートンを刺してる方が良い。
くよくよしていたが、やたらカッコイイので自分で作ってみることにした。
工程を簡単にした作り方
- ヒートンを刺す方向に注意 直角に刺しても厚さが1mmくらいのプラしかないので簡単に抜けるよ。カップ方向に穴を開けるのが最大のキモ
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ピンバイスで斜めに穴をあける |
- ピンバイスは100均にも販売してるが、たくさんルアーをいじるなら本格的なものを購入したほうがいいよ。精度がちがう使いやすいからね(したの方にAmazonリンク有)
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完成 |
- ヒートンを刺して完成
- ヒートンを刺す角度が強度を無視した角度なので長さで補強することになるわけですが、最大で30mmくらいしかさせないと思う。(下方向に比較画像有り)
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トラブルの原因ヒートン問題 |
手持ちのヒートンはこれしかなかったので取りあえず購入出来るまではこれでテストしてみる。
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このあと悲劇が起こった |
ヒートンのネジの長さが重要なのは以前の経験で知っています。またヒートン径1.6mmくらいはないとナマズが暴れた時にひん曲げてしまうことはしょっちゅうです。
テストしてみた
マスジの動きがちょっとおかしい、具体的に説明すると「カポカポ音」がおかしい
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マスジは1.1/4ozらしいんだけど実際は軽くなってる |
予想される原因
岸際5mを斜めに引いてみたけど、うまくカポカポしないのでストレスになったりしてた。
ナイロンリーダーがササクレ立ってたので、釣り可能エリア横の自販機でリーダー結びなおしをしてるとハプニングが起こった
野良猫さんがマスジを襲撃!持って行かれる事案が発生w
ダッシュで逃げる猫さんと追いかけるおっさん
なんとか落としたマスジを回収してみるとヤッツケで取り付けたフックがヒートンから破壊されていました。
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カップを取り外し、ブランクのみにしてみた |
カップは変形してるし
結論…ヒートンネジ部5mmは使い物にならない、このやり方ならもっと長いヒートン20mm以上30mm以内かな?を使いましょう。
たまたま釣り具屋さんでヒートン売っていなかった(欠品してた)ので作ってみることにした。
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穴のサイズが小さかったのでピンバイスをさらに購入した |
プロクソン ドリル10種セット NO.28913
エルサルバドル産のジタバグ素材がダメダメなのはジタバグ使いでは有名な話なのですが、やっぱりダメダメでした。補強する方法も有名なのだけど基本的なことなので記することとする。
一番簡単なのは爪楊枝か竹串などを使う方法、今回は爪楊枝が手元にあったのでこっちにした。
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問題のユルユル穴 魚がかかってから気づなくて良かった |
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拡大図 |
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穴という穴に爪楊枝を差し込む |
お盆でナスに足をつけて川に流すものに酷似w
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拡大図 |
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前方拡大図 |
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瞬間接着剤を使用し穴を塞ぐ |
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同じくこっちも塞ぐ |
なぜ爪楊枝を使ったのか?
プラよりも木を使った方が良い理由は、水分が浸透すると木が膨張してネジがさらに締まるから
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塞いだ穴にピンバイスで下穴を開けて、ネジを仮止め。かなり固いので怪我に注意 |
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取り付けてみる。穴の開き方がちがうとキレイにハマらないので丁寧に作業しようね |
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カップを取り付ける |
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仮組状況 |
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フックを取り付けて完成 |
こんな感じで作業はあらかた終わりました。でも重量調整が残ってるけど今回はこれまで
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35gのカベは厚い |
当たりルアー探すこともできる
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やり方分かると量産できるよー |
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さらに加重した2フックプラマスジさんも作った |
エルサルバドル製マスジとチャイナ製マスジでちょっと仕様が変わってきたのでまとめてみた
マスジが好きな人はこれも見てみるといいと思うよ
プロクソン (PROXXON)
売り上げランキング: 89
Arbogast(アーボガスト)
売り上げランキング: 59,535